家をつくるひと vol.04|湯前畳店/湯前 崇利さん

暮らし | 2019 05.17

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家づくりに熱い想いをかける「職人」さんのインタビュー。

今回は熊本県東区沼山津にある、湯前畳店 湯前 崇利さんにお話を伺いました。

 

 

 

Q1. このお仕事を始めてどのくらいになりますか?

 

父の代から数えると店自体は47年目になります。

私自身は高校を卒業してから4年間、本場京都で修業を積んだのち熊本に戻り父の下で働くようになり、現在2代目を務めています。

 

基本的には新築の一軒家・アパート・マンションの畳や、個人のお客様からのご依頼による畳の新調や表替えをメインに行っています。

 

そのほかに、熊本城の本丸御殿の畳も担当させていただきました。

 

 

 

Q2. 京都まで修行に行かれたのはなぜですか?

 

私は畳づくりの基礎とも言える伝統的な手縫いを学びたかったのですが、熊本では機械作業でされている畳屋がほとんどなので、手縫いの技術を持った職人さんがたくさんいる京都で修行することにしました。

 

 

 

 

Q3. やりがいを感じる時はどんな時ですか?

 

やりがいとは少し違うかもしれませんが…

従業員が増えてきたことでより責任を強く感じるようになりました。

 

お客様、い草農家さん、従業員のためにも、このまま畳業界が衰退していかないよう時代に合わせてデザインや材料を変えつつ、次々に新しいアイデアを出しながらやっていかなければなと思っています。

 

 

 

 

Q4. お仕事への原動力になっていることはありますか?

 

食べ歩きが好きなのですが、それが原動力になっているのかなと思います。

美味しいと言われるお店があると、熊本だけでなく福岡の方まで食べに行くこともあります。

 

あとは子供と過ごす時間。

3人子供がいるのですがまだ小さいので、休日出かけるときは公園や動物園に行くことが多いです。

 

 

 

Q5. 今後どうなっていきたいかなど、未来への想いを教えてください。

 

昔より畳の需要が減ったことやい草農家さんの高齢化、後継ぎがいないこと、中国産の安価ない草の流通などの様々な要因から、現在、八代のい草が全盛期の五分の一の収穫量にまで減っています。

 

そんな現状を変えたいと思い、今私は関東や関西の畳屋さんと協力して、八代産のい草を使った畳の良さを広めていく活動をしています。

 

微々たる力かもしれませんが、これからもそうした活動で日本の伝統文化である「畳」と、made in japanのい草を守っていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

昔ながらの伝統を守りつつも時代の流れに寄り添い、進化を続ける湯前畳店。

 

「昔にこだわってばかりではいけない。時代は変わっていくから…」

 

一流の手縫い技術を持つ貴重な職人さんのひとりでもある社長の湯前 崇利さんの、そんな先を見据えた考え方や活動に共感し魅力を感じました。

 

畳文化を守り続ける湯前さんに、今後も期待です!

 


湯前畳店 | YUNOMAE TATAMI

熊本県熊本市東区沼山津4丁目 1-45

[ Tel ] 0120-193-381

[ 営業時間 ]  9:00~18:00

[ 定休日 ] 日・祝・祭日

 

 

 

湯前畳店 online shop

http://www.yunomae-tatami.com/

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